
事件・事故・孤独死・自殺などの現場をもとどおりに原状回復します。遺品整理と特殊清掃を同時に行うことも可能です。
汚染が床下や階下にまで及んでいる場合には、汚染箇所を解体し、清掃、殺菌、消臭作業を行います。 この場合は、リフォームの作業が必要となりますが、知識を持ったリフォーム会社と連携し臭いを完全に除去できるよう入念にチェックを行います。

一般的に人が亡くなった後の部屋を掃除する仕事「特殊清掃」
この日の現場は2階建てのアパートだった。
カーテンは開け放し、無数のキンバエがわんわんと部屋を飛び回っていた。
「特殊清掃」開始。殺虫剤のノズルの先を突っ込んでブシューっと薬剤を部屋にまいた。しばらく放置して、ほとんどのハエが動かなくなった後、死体のあったトイレのドアを開ける。その途端、腐敗臭が鼻をついた。脳に直接ゴンッと響くような強烈な臭い。様々な特殊清掃現場の中で、ここの臭いがいちばん強烈だった。「特殊清掃」は密閉されているから臭いが消えない。
窓を開ければマシになるだろうが、近隣の迷惑になるため締めて作業をする。トイレの血痕の後を一生懸命ぬぐう「特殊清掃」。
成仏してもらいたいという一心に。
2020年には、高齢者世帯の約1/3が単身世帯となり、全世帯の13%(8世帯に1世帯)が高齢単身世帯になるといわれています。
昨今、耳にすることが多くなった「孤立死」。『亡くなったときに周囲に家族がいない』、『身寄りがなく、ご遺体の引き取り手がいない』等といった状況も多くなってきました。特に人間関係の希薄な都会においてそれが増えています。
さらに社会問題となっている「ごみ屋敷」や「猫屋敷」など、悲惨な現場では、ご家族は部屋を「片づけたいのに、片づけられない」、「部屋に踏み入ることもできない」というのが実状です。そうした中で、遺族や依頼者に代わり、適正価格で安全に作業を行うことを任されるの「事件現場特殊清掃士」「特殊清掃」というプロフェッショナル。素人はそもそもどこから手をつけていいかわからないといいます。
まずゴミから捨てて通路を確保します。次に貴重品や思い出の品々を分け、家具はなるべくリサイクルに出します。猫屋敷などは臭いがきついのでオゾン脱臭を施します。このようにして、一軒家を特殊清掃するのに3日くらいかかかる時も。多いときは日に数件の依頼が入ります。仕事エリアは和歌山はもちろん、大阪、京都、神戸と広範囲で、使命感を持って毎日忙しく飛び回っています。
¥39,800(税込)〜
除菌剤による除菌消臭
汚物箇所の清掃、掃除
異臭のあるものを梱包
※処分は含みません
清掃する広さ:約10㎡まで
作業人数:1名
作業時間:半日程度(状況により変化します)
清掃後、問題が無ければ料金をご精算していただき全て完了となります。